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咲きつづける 女優 浅丘ルリ子/著
¥550
多少の経年汚れございます。 本の概要 『咲きつづける 女優 浅丘ルリ子』は、浅丘ルリ子自身の初の自伝で、2014年にデビュー60周年を迎えるまでの歩みを綴っています。14歳で映画デビューした日活時代から、昭和の映画黄金時代を生き抜いた日々、テレビや舞台での活躍、私生活に至るまで、率直かつ温かな語り口で描かれています。共演した石原裕次郎や大原麗子など大スターたちとのエピソードや、自身の信念が伝わる一冊です。 著者について 著者の浅丘ルリ子(1940年生まれ)は、1955年に日活映画『緑はるかに』で映画デビューし、その後160本以上の映画に出演。テレビドラマや舞台でも幅広く活躍し、ゴールデンアロー賞主演女優賞、ブルーリボン賞、毎日映画コンクール田中絹代賞、旭日小綬章など多数受賞しています。演技だけでなく意志ある女性として長きにわたり日本映画界を支えてきた実績と人柄が、本書でも確かな説得力をもって語られています。
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万葉の時代と風土 中西進著 角川選書
¥500
長期保管による経年汚れなどございます。 ペン書きあり。 本の概要 『万葉の時代と風土』は、中西進による「万葉読本」シリーズの第1巻として位置づけられ、万葉集が編まれた古代日本の時代背景・地理風土・精神構造に光を当て、万葉集の背景理解と詩的感受性の原点を探究します。万葉集が生まれた「時代・風土・精神」からその詩心へと迫る連続講義のような構成で、中西万葉学とも呼ばれる深い視点を提示する一冊です。 評価と感想 万葉集そのものに限らず、それを支えた古代社会の風景や人々の感性にまで思いを馳せられる構成が印象的です。著者の知的探究と詩的共感力により、現代の私たちにも通じる「詩心の根源」が呼び覚まされます。 おすすめの読者: ・万葉集や古代日本の詩歌に興味がある方 ・古代日本の風土や文化構造を俯瞰したい読書愛好者 ・文学と歴史・地理・思想を横断的に学びたい人
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黒柳徹子著 窓ぎわのトットちゃん
¥600
長期保管による経年汚れシミなどございます。 本の概要 『窓ぎわのトットちゃん』は、著者・黒柳徹子の幼少期を描いた自伝的作品です。舞台は、第二次世界大戦直前の東京。落ち着きがなく小学校を退学になった「トットちゃん」は、自由な教育方針で知られる「トモエ学園」に通うことになります。校長先生・小林宗作との出会い、新しい友だちとの日々、戦争の影が少しずつ近づく中での心温まるエピソードが、ユーモアとやさしさに包まれて描かれています。 この本は、子どもの好奇心や個性を尊重する教育の大切さを、物語を通してやさしく伝えています。 評価と感想 『窓ぎわのトットちゃん』は、読むと心が温かくなる一冊です。子どもの自由な発想や個性を大事にする教育観は、現代にも通じる普遍的なテーマです。特に、小林先生の愛情深い指導や、トットちゃんの無邪気な行動は、読者に笑いと感動をもたらします。
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ちくま少年図書館72社会の本/女としごと 2
¥600
長期保管による経年汚れ、シミございます。 本の概要 本書は、女性が社会でどのように働き、どのような役割を果たしているかを紹介しています。具体的な職業や働き方を通じて、女性の社会進出や職業選択の多様性について理解を深める内容となっています。 著者について 編者の野中文江氏に関する詳細な情報は見つかりませんでしたが、女性と仕事に関するテーマで本書を編纂しており、その分野への関心と知識が伺えます。 評価と感想 本書は、1983年に刊行されたものであり、当時の女性の働き方や社会的な位置づけを知る上で貴重な資料です。現代と比較することで、女性の社会進出の変遷や課題を考える手がかりとなるでしょう。 重要なポイント 本書では、女性が従事するさまざまな職業が紹介されており、それぞれの仕事に対する情熱や取り組み方が描かれています。これにより、読者は多様な職業観や働き方についての理解を深めることができます。
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生きる道を探して キリスト教信仰生活入門 西川博彬 新教出版社
¥600
長期保管による経年汚れ、シミあります。 本の概要 『生きる道を探して』は、キリスト教の信仰生活を始めたいと考えている人々や、信仰について深く理解したいと願う人々に向けて書かれた入門書です。 著者について 西川博彬(にしかわ ひろあき)氏は、キリスト教に関する著作を執筆されている著者です。他の著作として『コリント前書の学び』などがあり、聖書の解説や信仰生活に関する指導を行ってきました。
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仏像をみる人のために 佐藤昭夫 玉川選書
¥500
長期保管による経年汚れございます。 本の概要 本書『仏像をみる人のために』は、仏像の鑑賞に興味を持つ読者に向けたハンディガイドです。仏像の起源・種類・形状・材料・技法などをわかりやすく解説し、初歩的な知識から専門的な視点までを網羅。例えば、ガンダーラ像や鎌倉時代の木造仏、乾漆像など、さまざまな造形と時代背景が取り上げられています。 また、仏像を目で見るだけでなく、その精神性や表現技術に注目して鑑賞するためのヒントが豊富に提供されており、鑑賞者の視点を豊かに広げる内容です。 著者について 佐藤昭夫氏は美術史や仏教彫刻を専門とし、教育的視点を交えながら作品ごとの文脈を伝える解説に定評があります。本書では特定の著者略歴は掲載されていませんが、玉川選書シリーズとして長年にわたり浸透した信頼ある内容で、美術鑑賞初心者から中級者まで幅広く対象としています。
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蝶の埋葬 クーデンホーフ・ミツコ伝説
¥500
多少の汚れあり。 本の概要 『蝶の埋葬』は、日本人女性・青山光子(ミツコ)が19世紀末にオーストリア=ハンガリー帝国のクーデンホーフ伯爵家に嫁ぎ、ボヘミアで過ごした波乱の生涯を描いた伝記的歴史小説です。文化の衝突、愛と死、家族の軌跡を豊富な資料と取材に基づいて再現し、特に七人の子どもたちの証言を交えながら、その詩的かつ真実味ある物語を紡ぎます。 本書はNHK特別企画「国境のない伝記―クーデンホーフ家の人びと」「ミツコ―二つの世紀末」を題材にしたライフワークとして執念の取材に基づいており、その小説版にあたります 。 著者について 吉田直哉氏は演出家であり、伝記や歴史的人物の執筆でも知られています。本作でもドキュメンタリー・ドラマ的手法を取り入れており、日本とヨーロッパをつなぐ女性の生涯を文学的に再構築しています。ミツコとその家族、そしてヨーロッパ統合の理念を体現する次男リヒャルトへの言及など、著者独自の視点と丁寧な描写が特徴です。
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ローマ人の物語 5 (ユリウス・カエサル ルビコン以後)
¥500
綺麗な状態です。 本の概要 『ローマ人の物語 V』は、紀元前49年にカエサルがルビコン川を渡り内乱を開始する瞬間から、暗殺されるまでの劇的な5年間を描いた歴史物語です。ポンペイウスとの内戦、ファルサルスの決戦、アレクサンドリア戦役、凱旋・改革政策、そして暗殺とその後のオクタヴィアヌスとアントニウスによる対立まで、ローマ共和国から帝政への移行過程を緻密に追います。 特に、カエサルの軍事・政治両面におけるリーダーシップ、制度改革、そしてクレオパトラとの関係などをドラマティックに、かつ分かりやすく描写しています。 著者について 著者の塩野七生氏は1937年生まれ、学習院大学哲学科卒でイタリア留学後に文学・歴史評論の執筆を開始しました。1970年に『チェーザレ・ボルジア』でデビューし、以後『ローマ人の物語』シリーズを1992年から2006年にかけて全15巻で完結させました。 シリーズ全体を通じ、古代ローマの政治構造や人物像に対する客観的かつ情感豊かな筆致が高く評価されており、本巻ではローマ共和政の終焉と帝政成立の核心期を深く洞察しています。 評価と感想 私の評価として、本書は以下の点で非常に優れた作品と感じました。 劇的な歴史の流れと人物描写:カエサルの計略と威厳、ポンペイウスやキケロ、クレオパトラ、アントニウス、オクタヴィアヌスといった各人物の葛藤・成長が鮮やかに描かれており、読後も印象に残る構成です。 冷静な視点で描かれる「寛容な独裁者」:カエサルが敵将を大赦するなど、共和政ローマの分裂を避けるための柔軟な姿勢が描かれ、「寛容」を戦略として用いたカエサル像が興味深いと感じられます。 この本は、政治的な洞察を求める読者、古代ローマに興味のある読者、あるいはリーダーシップや統治に関心がある方に特におすすめです。 まとめ 『ローマ人の物語 V』は、カエサルの後期生涯を中心に、ローマ共和国から帝政への移行を克明に追う歴史ドラマです。政治・軍事・リンク政策・人間ドラマの全てが緻密に描かれており、読み応えがあります。 古代ローマの転換期を知りたい方、カエサルの人物像を深く理解したい方、そして政治権力の本質やリーダーの条件を探究したい方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
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江分利満氏の優雅な生活 山口瞳 著 文藝春秋新社
¥700
長期保管による経年シミ、汚れ、破れなどございます。 本の概要 『江分利満氏の優雅な生活』は、昭和の年号と同じ年齢の主人公・江分利満氏の日常を描いた連作短編集です。 彼は社宅に住み、遅刻の常習者で、不器用なサラリーマン。 物語は、彼の日常生活や家族との関わり、職場での出来事を通じて、昭和30年代のサラリーマンの哀歓をユーモラスに描いています。 著者について 山口瞳(1926年–1995年)は、東京生まれの作家です。 兵役の後、鎌倉アカデミアで学び、1958年に壽屋(現・サントリー)に入社。「洋酒天国」の編集やコピーライターとして活躍しました。 1963年に『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞し、文筆業に専念。 他の作品には『血族』や『家族』『人殺し』などがあり、週刊新潮の長期連載コラム「男性自身」も多くの読者から支持されました。 評価と感想 この本は、昭和一桁世代の哀歓と悲喜劇を鮮やかに描き、高度経済成長期前後の一時代をくっきりと刻む作品として評価されています。 卓抜な人物描写と世態風俗の鋭い観察によって、読者に深い共感と懐かしさを呼び起こします。 特に、昭和のサラリーマン文化や家族関係に興味がある読者におすすめです。
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水の門 安永蕗子歌集 著者 安永蕗子 著 出版社 短歌新聞社
¥550
経年の汚れあり 本の概要 『水の門』は、歌人・安永蕗子氏の第七歌集に位置づけられる作品で、自然と人の心を繊細かつ詩的に紡ぎ出す短歌群が並びます。日常の光景や日々の感覚を通して、しみじみとした発見と感情を読者に届ける一冊です。 評価と感想 『水の門』は、安永蕗子の成熟した詩的視点が結実した歌集であり、日常の静かな瞬間や自然の一瞬を通じて内面の深い情感を掬い上げています。 繊細な感性と文学的構成が見事に調和し、読む者の心に静かな余韻を残す作品群だと感じました。短歌を通じて自然の呼吸、人の思いの奥行きを味わいたい方には、とくにおすすめです。
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野分の章 : 大西民子歌集
¥550
経年の汚れあり。 本の概要 『野分の章』は、歌人・大西民子による1978年刊行の第六歌集(あるいは第四歌集とする資料もあり)で、昭和50年代初頭(1975〜1978年頃)に発表された短歌約488〜624首が収められています。 本歌集には、著者が経験した家族との別離や孤独、日常の中の静かな痛みと、それを詠む内面の葛藤が幻想的で象徴的な言葉で描かれています。特に、「新しき塩」など一連の歌群では、身近なモチーフを通して深い感情を呼び起こします。 評価と感想 『野分の章』は大西民子の詩的成熟期を特徴づける歌集であり、重苦しい主題を扱いながらも、語り口は静謐で繊細。読む者に静かな共感と余韻をもたらします。 特に家族喪失の体験を基調にしながらも、それを超えて普遍的な「喪失と再生」「孤独と静寂の美」を詠む姿勢は、多くの読者に心の奥底への問いかけをします。 短歌や日本文学に関心のある方、あるいは人生の喪失や孤独を詩的に味わいたい方に強くおすすめできる一冊です。
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現代短歌大系〈2〉窪田空穂,土岐善麿,土屋文明
¥550
経年汚れあり。 本の概要 『現代短歌大系〈2〉』は、日本の近代短歌の発展に寄与した三人の歌人、窪田空穂、土岐善麿、土屋文明の作品を集めたアンソロジーです。彼らの代表的な短歌を通じて、明治から昭和にかけての日本社会や文化の変遷、そして個々の歌人の感性や思想を垣間見ることができます。 著者について 窪田空穂:明治から昭和にかけて活躍した歌人で、自然や人間の感情を繊細に表現した作品で知られています。 土岐善麿:短歌の革新を目指し、口語自由詩の運動を推進した歌人です。 土屋文明:万葉集の研究者としても著名であり、その影響を受けた力強い短歌を多く残しています。 評価と感想 このアンソロジーは、近代日本の短歌の多様性と深みを感じ
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柔道教室 木村政彦 鶴書房 スポーツグラフィックシリーズ
¥770
SOLD OUT
全体的に経年汚れてあり。 本の概要 『柔道教室』は、柔道の基本技術から応用技術までを網羅的に解説した指南書です。技の詳細な説明や写真が豊富に掲載されており、初心者から上級者まで幅広い層に向けて柔道の技術向上をサポートする内容となっています。 著者について 木村政彦(1917年 - 1993年)は、日本の柔道家であり、「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と称されるほどの実力者でした。16歳で柔道四段、18歳で五段を取得し、講道館での試合では8人の黒帯選手を連続で倒すなど、その強さは伝説的です。1951年にはブラジルでエリオ・グレイシーと対戦し、勝利を収めました。この試合で使用した技は「木村ロック」として知られています。 評価と感想 『柔道教室』は、木村政彦の豊富な経験と深い知識が詰まった一冊として、多くの柔道愛好者から高い評価を受けています。特に、技の解説が丁寧でわかりやすく、写真も豊富に掲載されているため、実践的な学習に役立つと評されています。
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中古 ジャズ旋風 高橋一郎/佐々木守
¥720
10%OFF
10%OFF
概要 渡辺貞夫、原信夫、秋吉敏子等、戦後日本のジャズ界をリードしてきた巨人たちへのインタビュー集。昭和20年代から30年代にかけて、日本にモダンジャズがどのような形で伝播し、定着していったのかを生々しく描く。 戦後日本ジャズ黎明期のミュージシャンたちのみずみずしさと情熱が熱く感じられる一冊です。 ◾️状態◾️ 多少汚れございます。
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中古 中島らも烈伝 鈴木創士 初版 帯付き らもとの三十五光年原作
¥900
10%OFF
10%OFF
初版帯付です。 鈴木創士 中島らも列伝 河出書房新社です。 ◾️状態◾️ 中古です。 表紙にキズ、全体的に多少汚れございます。
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中古 タンゴダンスのアルゼンチン
¥540
10%OFF
10%OFF
概要 男女の哀歓が魅せるダンスエンターテインメント。世界初!!現地の舞台写真333点収録。タンゴダンスを踊る楽しさと今のブエノスアイレスが判る本。 ◾️状態◾️ 中古です。 多少の汚れございます。
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中古 日本の配色 色彩を楽しむ 日本の伝統配色
¥900
10%OFF
10%OFF
本の概要 *四季の移ろいの中に日本人の美の心が生み出した伝統配色* 概要 本書では日本人の美意識の高さが生み出した伝統色250色をイメージワード別の配色とともに紹介。 色の名前・由来とともに美しい着物や工芸品・風景写真から色の配色を汲み取ることが出来る1冊。 ◾️状態◾️ 多少の汚れはございますが 状態はいいと思います。
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中古 日本陸軍「戦訓」の研究]大東亜戦争期「戦訓報」の分析 白井明雄著
¥3,000
40%OFF
40%OFF
本の概要 日本陸軍は戦いの教訓をなぜ活かせなかったのか? 大東亜戦争における日本陸軍の戦訓活用の努力と挫折を、大本営陸軍部編纂の『戦訓報』について分析し、その問題点を考察する。 ◾️状態◾️ 中古です。 多少汚れございます。
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中古 映画監督という仕事 (リュミエール叢書)/フェデリーコ フェリーニ and リータ チリオ/筑摩書房
¥900
10%OFF
10%OFF
概要 内容(「MARC」データベースより) 生前、フェリーニが用意していた俳優についての連続テレビ映画に関するインタビューを中心におさめた。俳優、プロデューサー、監督の3者に関する彼独特の考えを、ユーモアを込めて語る。 ◾️状態◾️ 中古です。 多少汚れございます。
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中古 映画監督 山中貞雄 加藤泰 書籍
¥900
10%OFF
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SOLD OUT
本の概要 山中貞雄 没後70年・生誕100年記念 名著『映画監督 山中貞雄』復刻刊行!! 夭折した天才監督・山中貞雄が活躍した1930年代―。 日本映画黄金の青春時代を生き生きと描いた、 名匠・加藤泰の遺作ノンフィクション。 山中貞雄 略歴 1909年11月8日生まれ。 1938年9月17日没。 28歳で夭折した山中貞雄の監督生活はたったの5年。現在鑑賞できるのは『丹下左膳余話 百萬両の壺』『河内山宗俊』『人情紙風船』の3作品のみである。しかし、それらはいずれも時代を代表する作品であり、後年に多くの影響を与えた。 加藤 泰 1916年8月24日生まれ。 1985年6月17日没。 任侠映画や時代劇の監督として活躍。代表作に『沓掛時次郎 遊侠一匹』、『明治侠客伝 三代目襲名』、『緋牡丹博徒』シリーズ等がある。 山中貞雄は母方の叔父である。 ◾️状態◾️ 多少シミ汚れあり。